「蕎楽亭」店主のひとり言。

神楽坂の蕎麦屋『蕎楽亭』 店主のひとり言ですよ。

23年ぶりの京都

先月末28・29日と京都に出張。。。に行ってきました。
いや~高校生のときは、ぜんぜん良さなんか解んなかったけど、やっぱいい!!

街の空気感がいい!。って言っても今回は食いまくりツアーなので、初日はのんびり街散策してる心の余裕はない!てことで、まずは「味味香」へ、カレ~うどん。

麺は細めであまりコシはありませんでしたが、出汁が旨い!!あぶらっけの無いきれ~いっ!て感じのカレー香辛料が後を引かせます。出汁を飲まなくちゃ損!てなかんじで温・冷二杯を完食、調子に乗って「カレーアイス」なるデザートまで食べてしまいました・・・腹が減っている一軒目というのは、まだまだ何でも食べられる気にさせてしまいます。

二軒目は蕎麦、「かね井」。古い町屋のいい感じ~~っ。憧れるな===。
土間から靴を脱いで座敷にあがり、まずビール!!

一軒目は我慢したが、もうだめ!京都暑い!!
揚げ蕎麦がお通しに、ポリポリしながら「鴨ざる」を待つ。。

「荒挽きそば」を目当てにうかがったのですが、残念ながら売り切れ・・・。
おいらがワクワク待っていると、おじちゃん、おばちゃんの3?4人組み(もう忘れた)が、ぞろぞろ。

靴を脱いで上がる前から「私、てんぷら蕎麦な~っ、あんた、なんにする~っ、天ぷらそばで、ええやろ」って、入り口でわいわい。

ん~~っ、おいらはメニューをジロジロ・・・てんぷらはねーぞ。
いるんだな京都にも・・メニュー見ないで自分の感覚だけで注文するお客さん。
京都弁?関西弁がなおさら、たちが悪く思わせる。

座についてからはおばちゃん達も静かにのんびりと蕎麦をすすっていました、この店の落ち着いた雰囲気がお客さんを和ませるんだな~って思った。

肝心の「鴨ざる」が到着。鴨ロース肉が皮目が炙られて、んまい!つまみに最高~~!
もぐもぐ。んめ~~!
やばい!蕎麦食うの忘れてた!!
ずるずる、んめ~~~!
何もつけず、もぐもぐ、んん~~ん、んめ~。すごく綺麗な繊細な蕎麦。上品な香りがする。

もっと、食いたくなり、お代わり!!量はそんなに多くないので、蕎麦掻も・・・と思ったんですが、
夜の「懐石てんぷら」に支障が出てはいかん!
ぐっとこらえて、しばし蕎麦湯をずーずー。
いや~~安らぐ~~。この店にはクーラーが無いのに涼しい~っ。
座敷奥の中庭がいい感じ。昔の日本の家屋はやっぱいいな~~。
風が抜ける家いいな~~。

満喫して表へ出ると「あぢ=!」日差しがじりじりしてくる。たまらず、隣の「藤森寮」なる古い京町屋
のアトリエ?へ。
そこは色んなショップや工房がある複合町屋。いいいい~~っ!!!たのし~~っ!!

突然なんですが・・・

まだまだなんですが、明日は出汁を取るんだ・・・ので今日はやめ。

おやすみ。