「蕎楽亭」店主のひとり言。

神楽坂の蕎麦屋『蕎楽亭』 店主のひとり言ですよ。

深山そば

今週からはじめた「深山そば」出足が鈍かったのですが、今日爆発的?に売れてやっと?完売しました。
値段が1700円と高めの為平日のサラリーマンさん達のランチには厳しいよな。。俺は絶対注文出来なかっただろうな。。でも女性はお金にシビアなのに平気で値段の高いもの注文するんですよね~。あ、勘違いしないように、皆さんちゃんと自腹ですよ。新し物好き?自分の為の投資には惜しまない?色々思うのですが、女は博打はしないで保守的だとか、堅実だとか、でもやっぱり思うのは女性のほうが最終的な度胸は男性より絶対あると思いますね。肝っ玉がドデカイですよ。男が決断して「よし、これで行こう!」てのは、周りに「よし、頑張ろう!」て、勇気を与えるものだと思うのですが、女に言われると安心感を感じる、「あ、大丈夫だ。」て感じ。

なんだか、そばと全然違う方向に話が言ってしまいました。
私も、攻撃的な「どーだー!」的な派手なおいしさじゃなく、「ほぉん~っ。」的な何だか判らないけどまた食べたい、食べると懐かしくなるような、ほっとするような、安心するような、心にやさしいそばを創れるよう、努力しなければ。

土曜日は忙しく、お客さんに(平日でもそうなのですが)つい厳しい態度をとってしまう・・・
何でも「はい、はい」返事をして注文を聞いたりするのは違いと思いますが、いま自分は手が離せない、注文を聞けない、質問に答えられる状況じゃな、「はい、少々お待ちください」「はい、只今」「ちょっと待ってくださいね」等々を普通にお客さんに伝えればよいものを、ついつい攻撃的な口調になってしまう・・・・
は~っ、今日もやってしまった・・・
うちは、お客さんが大人で、いつも寛大な心で私達を見守ってくれている、そんな常連さん達に囲まれてヌクヌクしているのですね。
そとからわざわざ来て頂いた、まだうちの店(私)に慣れないお客さんなのに『わからねーのかよ、やってんだよ』的な態度を・・・は~っ。 最低ですね・・。

連休で心と体を休めます。お客さんにやさしくなれるように。